伝えづらい男性のニオイ……。男性心理を理解して上手に「クサイ」と伝える方法、教えます!

「夫がクサイ…」「彼がクサイ…」「息子がクサイ…」「でも本人に直接言えない!」 と男性のニオイに我慢している女性は、意外にも多いことが調査で判明しました。

男性と同居する30代-50代の女性約300名に実施した調査によると、約7割は「同居男性がクサイ」と感じ、とくに夫や彼氏といったパートナーがクサイと感じている女性は半数以上に上りました。

しかし、約8割が男性に「クサイ」と伝えたくても言いづらいと感じていると回答していることから、クサイと思っていても伝えられていない女性が多いことも分かりました。「クサイ」と直接伝えにくい理由として、「傷つくと思うから」が最も多く、次に「気まずくなりそうだから」が続き、男性の気持ちと関係性を気にしてなかなか言い出せない女性が多いようです。

また、9割以上の女性は、クサイ男性に腕枕をされることに抵抗があると回答。彼女や妻から腕枕を拒否されたら、嫌われたからではなく、もしかしたら、ワキがクサイからかもしれません。そこで男女の心理に詳しい、心理カウンセラー兼結婚相談所の代表に、男性を傷つけずに上手く「クサイ」と伝える方法を伺いました。

「男性はプライドが高いので、女性から直接『クサイ』と言われると、傷ついてしまうか、怒ってしまいます。かといって、さりげなく制汗剤を置いてみたり、『クサイ』というリアクションをとったりしても伝わりません。

男性にダイレクトに『クサイ』と伝えて効果があるのは、娘と孫だけ。孫は男女問いませんが、子どもは娘が効果的。娘の年齢が低ければ『パパ、クサイ』とダイレクトに伝えるのもOKですが、言語能力が発達してきたら、『パパも○○ちゃんのパパみたいにカッコよくなって欲しいな~』と制汗剤をプレゼントをすると、効果は絶大でしょう」

では、直接パートナーや息子に『クサイ』と伝えたい場合はどうしたらいいのでしょうか。

「男性は闘争心をかきたてるとやる気を出して前向きになります。『カッコイイ男性』に負けないように頑張って、自分もカッコよくなりたいと思うのが男性心理。カッコイイ第三者の男性を引き合いに出して、その人のようになって欲しいと伝えるのがポイントです。

また、プライドの高い男性はブランドを意識させるといいでしょう。ニオイケアにもブランド力の高い制汗剤や見た目がオシャレな制汗剤を勧めると、喜んでニオイケアを行ってくれるかもしれません。スペック好きの男性には制汗剤の成分なども話すとより効果的です」

男性の心理を理解して、上手にニオイケアを進められたら、今までガマンしていたクサイ関係は、すぐに解消できるかもしれません。

低コストで抑えられるセルフ引越。でも注意、手だけでなく足も気にして

3, 4月にピークを迎える引越シーズンに、近年は異変が起きています。引越業者に連絡をすると希望の日には予約ができず、新生活のスタートが遅れてしまうケースが増えているのです。

この引越しの混乱の背景には「働き方改革」があります。労働環境の改善が行われ、過度な残業がなくなった反面、繁忙期の依頼をすべて受けることができなくなった引越業者も多いそうです。また、宅配業者大手が労働条件の見直しに踏み切ったことで、高待遇を求めて運転手が宅配業界に移るという事態も起きており、引越業界の人手不足は深刻化しています。

「セルフ引越」 増加でニオイトラブル発生

そこで急増しているのが「セルフ引越」。自分自身でトラックを手配し、荷造り、運搬経路の確保まで自ら行う引越です。準備すべきことが山積みの「セルフ引越」、そこで見落としがちなのが汗・ニオイとベタつきケア。新居にベタついた足で上がるのは気持ちの良いものではありません。

足用制汗剤の効果を検証する実験によると、男性では「スニーカーを履いた足のニオイ菌が、午前と午後で比較すると40倍以上に増えていた」という結果が。足も制汗剤によるニオイ対策が必須でしょう。

「セルフ引越」を経験した東京都在住の30代男性は、「手伝いをしてくれた友人の足がくさすぎて、足を洗わせるために新居の一番風呂を友人に譲るはめになりました」と苦い思い出を語ります。

引越シーズンの4月は、徐々に気温が上がり、暖かい日も多くなります。冬の間はあまり汗をかかないため、春は汗腺の機能が低下している時期。心地よい新生活をスタートさせるためにも、「セルフ引越」には汗・ニオイとベタつきケアも万全にして臨みましょう。

「自分のニオイ気にし過ぎ女子」が増殖中。今年のストレスはいつもと違う

季節は春、気温も少しずつ上がり、汗ばむ季節になってきました。令和初めての冬は記録的な暖冬となったため、2020年の夏は猛暑になる可能性が高いとみられています。

気温が上がるにつれ、気になってくるのが汗とニオイ。制汗剤ブランドが実施した独自調査によると、身だしなみで1番気になるのが「口臭」(30.8%)、次いで「汗臭さ」(29.3%)、「足のニオイ」(13.9%)であり、1〜3位までがすべてニオイ関連に回答が集中しました。

一方で、女性の約半数が自分は他人よりも汗かきだと思うと回答。35.6%の女性が他人よりも臭うと思っていると回答しました。この調査から、多くの「自分のニオイ気にし過ぎ女子」が、自分自身の汗とニオイに悩んでいることがわかります。

緊張とストレスでさらに汗が多く

ニオイの原因は汗そのものよりも、汗で皮膚表面がぬれた状態を放置することによって菌が繁殖すること。一度でも自分の汗が気になった経験や人に嫌な顔をされた経験があると、「他人は自分の汗が気になっているのでは」と思い込んでしまい、その緊張とストレスでさらに汗を多くかいてしまいます。中には汗やニオイが原因でコミュニケーションに支障をきたす人もいるようです。

汗研究の第一人者によると、「自分の汗や体臭が周りに気付かれてしまっているのでは、と気にしている女性はかなり多い。ワキガと思って来院されても、いざ診断してみるとただの思い込みであるケースが約7割で、ほとんどは制汗剤で十分ケアできます。

制汗剤は制汗効果だけではなく、自信回復剤

制汗剤は本来の制汗効果だけではなく、自信回復剤としても有効です。制汗剤を使うことでニオイに対する自信を持つことができ、他人の目を気にして出てしまう汗が減るので相乗効果が生まれます。特にニオイが気になる人には、肌に成分がしっかり密着する直接塗り込むタイプをおすすめしています」

ニオイが気になる現代人のマストアイテムとも言える制汗剤の中でも、ここ数年は「ニオイを香りでごまかすもの」から「汗とニオイを長時間抑えるもの」へと消費者のニーズが変化。中でも、肌への密着度が高く効果の持続性が高い「直ヌリ」タイプや、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制し、毛穴を引き締めて汗を抑えるミョウバン由来のタイプが注目されています。しっかり汗とニオイ対策を心がけていきましょう。